(3)西木戸跡と姫街道入口 | |||||||||
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@西木戸跡 「現地説明板なし」 木柱のみ 見付宿には、東西二ヶ所に出入り口があった。「木戸跡」の木柱がとうざいにあるが、「 現地説明板」はない。
(参考)木戸について 木戸とは、古代〜中世では、柵・城郭といった防御施設の門をいう。戦国期の京都では、 町を防御するため町境の道路上に設けられた。近世になると、各地の都市で両側町の道 路の両端に設置された。木戸には番屋が付属し木戸番が居住した。 木戸の機能は第一に治安維持であり、夜間と打ち壊しのような緊急時には閉ざされた。 重要な町共同体施設のため、町入用によって維持された。 陸奥国仙台や伊予国松山などのように、個別町ごとには木戸がなく、城下町の入口や 武家地と町人地の境などにのみ木戸が設置されている都市もある。 城下町以外の都市や都市的集落では、都市であることの象徴としての役割も担った。 なお芝居小屋の出入口なども木戸という。 A姫街道入口…姫街道見付宿起点 「ここより姫街道」の木柱。「現地説明板」なし。天竜川渡船場への近道。(池田近道)。 入口は幅員3,6m。入口左側は理容店。この起点より西進し、鴨川に架かる河原橋を渡 り、ほどなく勾配の急な坂となる。坂の途中で道はY字形に分かれる。 この分岐点に元治元年(1864)建立の秋葉常夜燈。旧道(姫街道)は、燈籠の右側の坂 。現在は車両進入禁止で一方通行。左側の道は明治に作られた新道。
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