(2)隣海院
(1)新福寺
(2)隣海院
(3)本果寺
(4)神宮寺
(5)龍谷寺
(6)諏訪神社

(2)新居山隣海院       「現地説明板
  ・宗派  曹洞宗 新居山(しんきょさん)隣海院
  ・本尊  薬師如来
  ・創建  永享8年(1436)
  ・開山  進外能迪和尚
  ・沿革  永享8年(1436)真達将公和尚が日ケ崎村隣海院を開創し、慶安元年(1848)曹洞宗に改宗すると共に、進外能迪和尚を迎え、日ケ崎山隣海院となる。
       宝永4年(1707)大地震の大津波により、諸堂が流出、翌年当地に移転、日ケ崎山を新居山と改める。文化7年(1810)の大火災により諸堂が焼失したため、各所の修理改築を行った。
       山門は火災を免れ、最も古い建物として残り、「ジキジキ像」が祭られている。位牌堂には山岡鉄舟(1836〜88)の額、鐘楼堂東には鉄舟の歌碑、観音堂には三十三観音像がある。
山門 鉄舟の歌碑

(注)山岡鉄舟(1836〜88)


 ○隣海院山門の木造ジキジキ像

  座像の作者・年代等は不詳。鬼とも猿ともつかぬ異様な形相をしている。元々のジキジキ像は傷みが激しいため、本堂に移され現在は代わりに同院出身の彫刻家見崎泰中氏の複製になるジキジキ像が安置されている。ヒノキの寄木造り、高さ52cm。平成11年町文化財に指定されている。
        「広報あらい」 NO、580
山門のジキジキ像