(1)新福寺
(1)新福寺
(2)隣海院
(3)本果寺
(4)神宮寺
(5)龍谷寺
(6)諏訪神社
 (1)  瑞龍山 新福寺        現地説明板」
  ・宗派  曹洞宗 瑞竜山 新福寺
  ・本尊  釈迦牟尼如来
  ・創建  年号不祥
  ・開山  吉山宗豚和尚
  ・沿革  当山は往古天台宗の寺で、真達公の開創と伝えられている。天正元年(1573)直伝龍察和尚がこの地に至り、曹洞宗に改め、草創開山となった。
慶長元年(1596)三ケ日金剛寺吉山宗豚和尚を請待して開山と仰ぎ、慶長18年(1613)浜名湖周辺を支配していた、初代代官彦坂文右衛門英信により、諸堂の改修が行われた。宝永4年(1707)の大地震で諸堂のすべてが壊滅したが、翌年寺を現在地に移転再興した。山門の両側には、百観音(石仏)が安置され、墓地上段には彦坂文右衛門英信の墓がある。
新福寺山門 本堂と百観音

「彦坂文右衛門英信」の墓   「新居町 史跡めぐり」 P36
 慶長7年(1602)初代荒江(後の荒井=新居)代官として着任。慶長9年(1604)12月16日大地震・津波により荒江宿は全滅の状態になったので、住民と共に復興に努力した。
 慶長14年(1637)辞任後は、新福寺の開基檀那となって、寺を開き寛永17年(1640)8月20日荒江で没した。

「彦坂文右衛門の墓」   「現地説明板」
  彦坂文右衛門は、慶長14年(1609)より十年間,当地方を領有した徳川頼宣(1602〜71、家康の十男、初代紀州藩主)の代官として,新居周辺を支配した人物。新福寺に帰依した文右衛門は、慶長18年(1613)に、諸堂を改築したと伝えられ、その功により新福寺の開基となった。
         平成十七年三月      新居町教育委員会

文右衛門の墓は高台にある 彦坂文右衛門の墓