(1)舘山寺温泉街
(1)舘山寺温泉街
(2)舘山寺と愛宕神社
(3)館山遊歩道にそって
(4)内浦湾沿いに
(5)大草山周辺
(6)サンビーチ沿い
 @舘山寺温泉について
舘山寺温泉入口 温泉街(正面の山舘山寺・愛宕神社)

 舘山寺温泉は、浜名湖北東岸に位置し、浜松市西部(舘山寺町)の温泉。昭和33年(1958)開湯の新興温泉地。現温泉は平成19年湧出。三方を湖に囲まれ、東名高速道路の開設(1969全線開通)で急激に発展した。
 泉質は、ナトリュウム・カルシュウム塩化物温泉。神経痛・筋肉痛・関節のこわばりに効能。
付近には観月で知られる舘山寺・大草山の展望台・湖上のロープウエー・浜松フラワーパーク・動物園・堀江城跡に作られた遊園地(浜名湖パルパル)があり、浜名湖県立自然公園に属する。浜名湖南部の弁天島温泉と共に、静岡県西部の二大観光地として知られる。

(参考)弁天島温泉
 静岡県南西部、浜名湖南端、浜松市西部(舞阪町)にあり、昭和35年(1960)年開かれた新興の温泉地。
 海浜公園一帯にはホテルや旅館などが立ち並び、夏には海水浴・潮干狩り・船釣りなどで賑わう。泉質は食塩泉。神経痛・リューマチ・胃腸病に効能。海中に浮かぶ大鳥居に沈む夕日が美しい。夏の花火大会も多くの人で賑わう。
          共に「ブリタニカ国際大百科事典」他参照

 A舘山寺第一温泉源跡 「現地説明板」  「ホテル九重」前
  舘山寺温泉は、昭和33年(1958)に開湯いたしました。当時の温泉源はこの地でした
  現在は、第三温泉源(ここより南東方向約1km)の温泉水を利用しています。
 ※ホテル九重・遠鉄ホテルエンパイアは、ホテル九重西側「堀江城址 水神の湯」の温泉  源(療養泉)を使用しています。
第一温泉源跡

 B「堀江城跡」  現地説明板  源泉址より100m先の右側
  堀江城が初めて築かれたのがいつ頃かは、正確には分かっていませんが、庄内半島北部の三方海に囲まれた、御陣山(ごじんやま)とよばれるこの丘に築城されたと伝えられています。 城主は、藤原道長(966〜1027)の血を引く藤原基秀が貞治年間(1363〜67)に、丹波國大沢村から下向して、城に居住したのが始まりと伝わっています。
 二代目基久が、大沢に改姓し以降は、戦国大名の斯波(しば)氏や今川氏に仕え、徳川幕府では「高家(こうけ)」(儀式や典礼を行う)と呼ばれる要職に任ぜられ、明治4年(1871)の廃藩置県までの500年間に渡り、この地に君臨したのです。
  しかし、万石事件と呼ばれる明治初期の出来事により大沢氏の歴史は、幕を閉じたと伝えられています。
        ※詳しくは、「ホテル九重」フロントにお尋ね下さい。
堀江城跡(説明版は源泉跡より100m先)

(注)堀江城
(注)堀江藩と大沢基寿
(注)大沢氏の菩提寺・宿廬寺

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