(注)「赤佐」の地名   「静岡大百科事典」 P5C
   旧浜北市の一地区。この辺一帯が「岩田の海」であった頃、赤ヘビが住み、渡船を転覆させ旅人を悩ました。その退治に赴いた坂上田村麻呂の伝説があり、赤(あか)蛇(じゃ)――赤侠――赤佐と転訛した地名と云われている。
(注)有玉の地名     「静岡大百科事典」 P34D
   浜松市の一地区。三方ヶ原台地の東縁に接し、天竜川氾濫原上に立地する農村地帯。坂上田村麻呂の東征にちなむ赤ヘビ伝説地で、赤ヘビから貰った「干潮の玉」を投げ、当たった所が有玉で、それによってこの辺一帯の岩田ノ海が陸化したという。