(注)6,明恵(みょうえ=1173〜1232)
鎌倉前期の華厳宗の僧。諱は高弁。紀伊の人。高雄山の文覚(もんがく)らに師事し出家。華厳・密教を学ぶ。後に栂尾(とがのお)に高山寺を営み、華厳宗中興の道場とし、また栄西がもたらした茶樹を栽培した。著書に法然の浄土宗を批判した「摧邪輪」(3巻、1212)がある。