(注)雲板
禅宗寺院で庫裡(くり)や齋堂(さいどう=禅寺の食堂)の前に掛け、法要・座禅・食事の時刻を知らせる打鳴具。青銅または鉄の鋳製板で、形状は上辺に雲形の切り込みをつけたほぼ楕円形。元来は中国の楽器で、宋(そう=中国の王朝・960〜1279)時代に雲板の形ができたらしく、鎌倉時代に禅宗と共に渡来した。
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