(注)織田利三郎(1857〜1923)
安政4年(1857)生まれ。南庄内村織田家の養子。田町では雑貨商を営む。華道の師範前田正名の指導により、四品(ヘチマ・トウガラシ・落花生・ショウガ)の生産奨励に尽力。輸出品の製造・農工業各種の改良に努め、一坪農業の奨励・博覧会事務に尽力。華道にも通じ明治・大正にかけて浜松地方の産業経済の発展に貢献した。
田町の「かすみや」の先祖。現当主は利三郎氏より数えて4代目にあたる。