「浜松市神社名鑑」より
 五社神社・諏訪神社  静岡県神社特等級 旧県社
 鎮座地  浜松市利町68
 祭 神 五社神社 太玉命(ふとたまのみこと)武雷命(たけみかづちのみこと)斎主命(いはいぬしのみこと)・天児屋根命(あめのこやねのみこと)・姫大神(ひめのおおかみ)
諏訪神社 建御名方命(たてみなかたのみこと)・八坂刀売命(やさかとのみこと)・事代主命(ことしろぬしのみこと)
例祭日  五月四日
本殿   16,7坪 幣殿 11,68坪 拝殿 178,28坪
社務所  65坪 境内地 2,758坪 氏子数700戸

由緒  五社神社 年暦不祥。国主久野越中守浜松城中に創立。のち徳川
     家康公崇敬し、天正8年(1580)秀忠公産土神として現在地に遷座し、朱印300石を領す。明治6年(1873 県社に列格。大正3年(1914)国宝建造物に指定される。
     
 諏訪神社  年暦不祥。社記に弘治2年(1556)旧敷智郡中島村より浜松に遷座。のち、徳川家康公崇敬し、天正7年(1579)社殿造営。寛永18年(1641)現在地に遷座。昭和13年(1938)国宝建造物に指さる。昭和15年(1940)列格。昭和35年(1960)五社神社に合祀され、新たに五社神社・諏訪神社として発足す。昭和46年(1971)別表神社に加列。両社殿とも今次大戦により焼失。昭和57年(1982)竣工。