(注)高札について
 法令などを工事する掲示板。「制札」ともいう。古くは「たかふだ」といった。犯罪事実の公示に用いる事が多く、懸賞などをかけて通報・逮捕などの協力を求
めた。また公示自体が社会的な制裁を意味した。江戸時代には、「立札」(たてふだ)ともいった。禁止・制限を掲示することが多く、場所・目的を特定して立てられたものと、一般民衆に基本的な法令を知らせるものとがある。高札場は人目につきやすい辻、橋詰(橋のたもと)、出入り口などに設けられた。明治6年(1873)廃止された。